EDITのプログラムは1/3が終了したが、いろいろと話していて感じるのは、アジア、太平洋地域において、観光に対する意識が日本だけ異なっていることである。
これは観光の定義とか活動という事ではない。「市場」の事である。
中国やインド、インドネシアをのぞけば、日本は随一の人口数を持っている。さらに、所得水準も高く、国内の交通インフラも充実している。すなわち、国や地域にとって「国内旅行」が観光のメインである。VJCの取り組みをするとはいえ、その点は変わらないだろう。(市場規模が全く違うのだから)
一方、他国から見れば、国や地域レベルが観光に取り組むということはすなわちインバウンドを意味する。結果、海外から見た評価、国レベルでの相対的な比較などに対する意識が高くなる。
我々のスタンスは、地域の資源を活用しながらというように、地域の立場に立つことが多いが、彼らは、外国市場の動向、すなわち消費者の視点、立場となることが一般的である。すなわち、マーケティングの意識は非常に強い。
いろいろと考えるネタに尽きないEDITである。

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