個人的に,書籍とかDVDとかCDは,ほぼ100%,アマゾンを利用。このところは,玩具の類も。(新しいラジコンがすでにカートに入っていたりする)
このアマゾンのすごいところは,専門店でないのに,ニッチ市場に対応してしまったところ。マニアックな店舗(=小規模店舗で店主の専門的知識が売り)でないと売っていないような商品に,グローバル企業が対応してしまった。
マーケティングの世界ではパレートの法則,通称「二八の法則」が常識の一つ。これは,2割の顧客や商品で8割の売り上げをあげるといったもの。つまり,そろえている商品の8割は,いわゆる死に筋であって,あまり,売り上げには貢献しない。そこで,従来は,そうした死に筋商品をいかに減らし,売れ筋商品を中心に回転率を高めるかが重要であった。コンビニなどは,その典型だろう。
そうした「死に筋」を,ロングテール(長い尾っぽ)として「売り上げに貢献できる商品」にしてしまったアマゾン。
こうしてパラダイムはシフトしていく。ということか。

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