ネット版の朝日新聞に、以下の記事が掲載されていた。
観光大仏、今や無用の長「仏」? 遠のく客、倒壊懸念も
http://www.asahi.com/national/update/0212/OSK201002120056.html
ーーー引用はじめーーーーー
やつれた姿で立ちつくす巨大な仏像を、全国各地で目にするようになった。バブル期を中心に観光客を呼び込むために競うように建てられた「観光大仏」だ。経営的に成り立たずにうち捨てられ、客を呼ぶどころか、厄介モノになっているケースもある。「成仏」する日は来るのか。
ーーー引用終わりーーーーー
バブル期に多く建てられた「宗教施設」でありながら「観光施設」でもあるという、各地の仏像、観音像などの現状を示した記事である。
昨日、投稿したハウステンボスもそうだが、観光系施設というのは、集客を持続するには何かしらの再投資が不可欠である。
そうした再投資がなされない施設は、リピーターを確保するための次元の異なる取り組み、仕組みが無ければ、集客は落ちることになる。
問題なのは、民間施設の場合、そうやって集客数がおち、収益性が低下した施設を再生することが非常に難しいと言うことだ。
例えば、歴史的な建造物は、その建物本来の存在意義が時代の変化によって失われても、観光施設に用途変換することで、再生することが可能だ。
これは、施設に限った話では無い。里山や農村を、エコツーリズムや、グリーンツーリズムによって再生することや、まちなかの賑わい、コミュニケーションを、観光まちづくりとして再生することも可能である。
しかしながら、観光用途の施設を、他の用途に転換することはとても難しい。
そのため、観光事業として行き詰まり、廃業となると、行き先が無いのが実情だ。
ただ、ある種の出口戦略を考えるためにも。観光後の用途転換、コンバージョンについても検討を行っていくことが必要なのかも知れない。

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