約2年ぶりの米国本土でしたが、この2年間で感じた大きな変化は、スマホの普及と、それにあわせたアプリの普及。2009年、2010年当時は、ブラックベリーが主体(私もブラックベリーを使っていた)で、使われ方もビジネス一辺倒という印象だった。
が、現在は、iPhoneやアンドロイドが一気に普及しており、普通に、皆が利用していた。
この辺の変化は、日本と同様だが、大きな違いだなぁと思ったのは、アプリの普及。
例えば、私が出席した学会でも、スケジュールや会場レイアウトなどの情報がセットされたアプリが提供されており、会場では、各所でその案内がなされている。同様に、ホテルもSCもアプリを提供しているし、Providenceそのものも観光客向け、住民向けのアプリを提供している。
これらは、基本、Webサイトや紙媒体で提供しているものと同様のコンテンツではあるが、それなりにスマホ向けにカスタマイズされており、インストールの手間さえ乗り越えれば便利に使える。
日本でも、いろいろなアプリは出始めていますが、こうした地域での情報提供、ナビゲーション分野は弱い。仮に提供がされていても、ベンチャー系の企業が行っているために内容が、いわゆる公式Webサイトとは異なるものとなっている事も多い。
実のところ、もともとのWebサイトなどがシステム化されていれば、この手のアプリは、半自動で生成が可能である。米国において、一気に、普及してきているのは、もともとがシステム化されていた事が原因だろう。
この辺、どうにかならないものだろうか。

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