日本にはとっても美しいところがたくさんあった。
「あった」という過去形になるのは,そうした美しさを,いろいろな理由で壊してきてしまったから。
実のところ,その美しさが重要な資源と認知しているはずの観光リゾート業界も,その破壊者の一つ。
写真は,某南島の展望台からの風景。あいにくの曇天ではあったが,天候以上に景観を台無しにする看板。
展望台の真下を開発しようということも,その看板をここに掲げる神経も理解不能。
ただ,事業者にも地権者にもいろいろな人がいるから,需要があると思えば,いろいろなことが行われる。
でも,民間が強いというイメージのある米国では,こんなことは起きない。彼我の差を感じる。
ちゃんとしたビジョンに基づいた開発規制は必要。とあらためて感じる。