初めてデジカメを購入したのが8年前。
初のメガピクセル!デジカメ。富士フイルム製だった。メディアはスマートメディア。やっと印刷に耐えられるレベルにはなったが、当時のCCDは、ダイナミックレンジが狭く、「写るんです」と大差ない画質。少々、がっかり。
その1年後、今度はソニーのデジカメを買い増し。これは、レンズが回転し、いろいろなアングルで撮影可能なもの。構えないでも撮影できることから、現地視察に重宝した。相変わらずダイナミックレンジは狭かったが、実用レベルに。ピクセル数は2メガへ。メディアはスマートメディア。
その2年後。つまり、5年前。キヤノンのS30というマニュアル設定が豊富なカメラへ。これは、なかなかよいもので、NYCでの夜景撮影(添付図)などに活躍。ピクセル数は3メガ。メディアはコンパクトフラッシュ。
その1年後。つまり、4年前。オリンパスのC-740。10倍ズームを備えた「ウルトラズーム」シリーズ。S30に特に不満は無かったが、光学3倍ズームの限界を感じ、補助的に導入。マニュアル設定はあるが、実は制限が多くちょっとがっかり。でも、さすがに10倍ズームは何かと重宝した。ピクセル数は3メガ。メディアはxD。
その2年後、つまり、2年前。ニコンD70を購入。これはデジタル一眼。各種のレスポンスが非常に早く、かつ、画質もとってもよい。かつ、オートもマニュアルの使い勝手も逸品。今でもメイン機。ピクセル数は6メガ。メディアはコンパクトフラッシュ。
そして、今年、パナソニックのFX-01を購入。D70は良いカメラだが、やはり、でかく。重い。D70でワイドの「良さ」を知ったので、コンパクトであっても28mm程度のワイドは欲しい。かつ、D70では不可能な水中撮影にも対応したい。といった条件から選定。撮影サンプルについては、ピカソアルバムの喜多方&米沢やマウイを参照されたい。

こうしたデジカメ遍歴を振り返ると「全てメーカーが異なる」ことに気づく。主要メーカーで購入したことが無いのはカシオくらいか。
去年のEDITでは、デジカメはソニーとキャノンが人気であることがわかっているが、私自身が使ってみた感じでは、キヤノン、ニコンといったカメラメーカーはやはり良いなぁ。と思う。ソニーやパナソニックは、やっぱり家電メーカーと思う。
とはいえ、その差は感覚的なものであり、絶対的なものではない。特にFX-01などは年式が新しいこともあり、ほとんど、不満な点は無い。逆に言えば、このレベルにまで来てしまうとおそらくは買い換え需要は減退するだろうから、デジカメ特需は集結した。ということになろう。
メーカーとしては、あたらしい「市場」を見つけていくことが必要な時期になった。ということか。

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