Discussion of Destination Branding.

3日目。LVCVAへのヒアリング

今日は、午前中、ラスベガスコンベンションビジターズビューロー(LVCVA)にヒアリングに赴いた。
いろいろ興味深い話を聞くことが出来たが、今回の調査目的である「地域系の人材育成」という視点から言えば、必要な能力は「マーケティング」ということである。
ここでいうマーケティングは、マーケティングの概念だけでなく、多量なデータ収集と分析、ファイナンスや法律といった背景となる部分への知識、そして、対人関係を含めた実践能力。を含んだモノである。
簡単に言えば、戦略的な視点から、マーケティングの立案が出来、実践できることとなろう。
実際、この組織が中心となって、年間で2.2万回。人数にして600万人規模のコンベンション(おそらくミーティングを含む)を誘致し、実施している。
さらに、これらは闇雲に実施されているのではなく、いわゆるシーズンオフ期を捉え、そこを底上げするような誘致を図っている。
この背景には、LVのホテルの稼働率を上げることが、LVCVAの役割となっていることがある。LVのホテル稼働率はすでに90%弱。これを高めるためには、オフ期への集中的な対応が必要だろう。
さらに、現在のホテル客室数は13.3万室。これが、2009年には15万室、2010年には17万室となる。稼働を維持するには、1,000ルーム増に対し20万人増やすことが必要となっている。
この規模を回して行くには、確かに、「戦略的」な対応は欠かすことが出来ないだろう。
では、そうした人材はどこから取得するのか。
特に、これだけ急拡大しているLVである。
人材確保は切実な問題だと思うが…。
実は、ヒアリングの中では、あまり、心配していないようだった。
背景には、米国的な就労形態。たとえば、個人主義といったものもあろうかと思うが、個人的には以下のように感じた。
まず、ツーリズムが花形産業として認知されているのではないか。という点である。これだけの動きがある地域は世界的に見てもLV位だろう。そうした一線に身を置きたがる人材は数多いだろう。
すなわち、優秀な人材が勝手に集まってくる状態にあるといえる。
さらに、規模拡大したとしても、マネージャークラス以上は比例的に増えるわけではない。新館を造ろうが、増築しようが、経営陣の人数はさほどかわらないからだ。特にLVは、MGAグループなど大手資本による展開が顕著となっているから、グループとして人材を共有できるということもあろう。
この辺のところは、明日、ヒアリングの機会があるので聞いてみよう。
いずれにしても、そういう状況なので、大学などに対する期待もさほど高くない。という状況。
一方、大学はどう考えているのか。これについても、明日、ヒアリングの機会があるので聞いてみよう。
ということで。
PS.写真更新しました。
今日はヒアリング後、ストリップの北部を巡ってきました。4時間近く歩きづめ。あいかわらず、ヘロヘロ状態です。
夕食は、「米国に来たらこれでしょう」ということで、ステーキハウスに行ってみました。いやまぁ、ばかでかい。

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