Discussion of Destination Branding.

オーランド18日目 〜EPCOTに出かける

今日は、日曜日であることを利用し、WDWの4大テーマパークのうちの1つ、EPCOTに行ってみた。
先々週、出かけたマジカルキングダムは、日本のTDRと同様であるし、先週、出かけたハリウッドスタジオもディズニーランドパリスで行ったことのある私としては、今回のEPCOTが、当地、オリジナルの初テーマパークとなる。
16.1:350:233:0:0:EPCOT from park lot:right:1:1::0:
EPCOTのシンボルと言えば、白い球形の構造物、スペース・シップ・アース。起伏が無く、高い樹木も存在しないオーランドでは、この高さと色彩は非常に視認性が高く、ランドマークとなっている。(しかし、地震が無いところではあるが、こんな構造で大丈夫なのだろうかと不安になるくらい、モノレールの橋脚が細い)
このEPCOTは、大きく2つのゾーンに分かれていて、入場して手前がフューチャー・ワールド、正面奥がワールド・ショーケースとなっている。
さらに、手前のフューチャー・ワールドは、入って左側は科学技術系、右側は自然系というおおざっぱな違いがある。
全体として、科学技術、自然、そして国際交流(文化や人的コミュニケーション)というテーマで構成されていることになり、博物館とか自然科学館とか交流センターのようなものを、テーマパーク仕立てにしたという感じである。
ハリウッドスタジオが、映画文化に特化したものだとすれば、こちらのEPCOTは、より幅広い「科学」や「文化」に焦点をあてたというところであろうか。日本のTDRの「夢」はファンタジーの世界の夢であるが、こちらでは、そうしたファンタジーが前面に出ているのはマジックキングダムぐらいのような気がする。
ちなみに、1982年のオープンであり、これはTDLの1年前にあたる。TDLは、1971年にオープンしたマジックキングダムがモデルと言われている。このマジックキングダムは、1955年オープンの元祖ディズニーランド(カリフォルニア)の発展版であることを考えれば、そのコンセプト自体は、すでに半世紀を経ていることになる。
半世紀も持続できるコンセプト(当然、その維持継承にかけている努力も含め)には、多大な敬意を払うが、TDS(2001年オープン)にしてもファンタジー系からは離れておらず、日本市場は「古い古い使い古されたビジネスモデル」で十分と思われているのではないか。と少々勘ぐりたくもなる。(ちなみに、TDSは、世界で唯一の海をテーマにしたテーマパークであるが、もともとは、カリフォルニア州ロングビーチに90年代初頭に開設を検討していたが断念したコンセプトが元になっていると言われる。)
EPCOTは、より「大人向け」とも言えるが、内容的には、「楽しく学ぶ、感じる」という方に、まだまだ、強い軸足を置いている。
12.3:350:233:0:0:Founten in EPCOT:right:1:1::0:
つまり、設定自体は、いろいろと理由をつけてはいるが、そこで味わえる体験自体は、理屈の要らない遊び経験が主体となっている。この辺は、ハリウッドスタジオも似たようなもので、科学なり文化なり、映画なりに「興味を持つ」きっかけにはなっても、「学習」する場ではない。経験を通じて学習するというコンセプトでは、キッザニアの方がその傾向が強いと言えるだろう。
ただ、その感じさせ方は、とてもダイナミックなものであるから、理屈なしに「楽しい」ところではある。どんなに高尚な理念があっても、お客がついてこなければ意味がない(実際、ディズニーもいろいろ失敗している)ので、この辺が、絶妙のバランスなのかもしれない。
14.3:350:233:0:0:Japan in EPCOT:right:1:1::0:
なお、後方にあるワールド・ショーケースは、万博などで必ず出てくる外国館のようなもので、我々のように海外からきた客からすると、あまり意味は無いかもしれない。ちなみに、日本館は三越がオペレーターのようだ。店員も日本人ぽかったが、実態はわからない。
私個人としては、「お茶碗」が売っていたのに興味を引かれた。こちらでは、ボールはあっても、お茶碗が無いのですよねぇ。なので、日々、ご飯をボールで食べているので。買う寸前までいきました。(笑
でも、海外に出かけることの少ない米国人(フロリダのこんなところまで来るだけで、距離的には、十分、海外旅行距離である人が多いと思いますが)にとっては、こうした空間は、まだまだ貴重なのかもしれません。
例によって写真は、以下に。
http://picasaweb.google.com/i.youichi/WDWEPCOT20090614#

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