今日は、天気予報では、雨が多い予報だったのだが、朝からガンガンに晴れていたため、原さんに教えてもらった、WekiwaSpringsに出かける事にした。
ただ、その前に、こちらに来て一ヶ月半がたち、髪の毛がどうにも爆発してきてしまったため、床屋に出かける。
海外で、床屋に行くのは、これが初めて。ハワイのEDIT時にも行こうとおもっていたのだが、ワイキキでは発見できずあきらめた経緯がある。なので、これが、1つ目の初体験。
私の場合、日本語でも床屋にオーダーを出すのは苦手なのに…と思いながらの、初体験である。
床屋は、大学から一番近いと言われたところ。
夫婦で経営しているらしく、日本的に言えば、床屋と理容院が一体になっているところだった。
こちらの理髪師は、ともかく、バリカンを多用する。いろいろアタッチメントをかえてガリガリと。サイドおよびバックはほとんどバリカンだった。はさみを入れたのは、頭頂部くらいだろうか。この辺は、技法の違いとして面白い。
また、椅子をくるくるとまわして調髪するのも、面白かった。理髪師自身はあまり動かずに、客をくるくるとまわして調髪していく。理髪師は1人(奥様らしい理容師がもう1人)なので、他の客と向かい合わせになるといったことは無いものの、なかなか新鮮な体験でした。
ちなみに髪型は。そうですねぇ。映画に出てくる変な東洋人をイメージしてもらうと、大きく外さないかと。(爆)
床屋に行っている間に洗濯も平行して実施しておいたので、一度、宿舎に戻り、洗濯の仕上げ(乾燥)を実施。その後、冒頭で書いた、WekiwaSpringに出かけた。
http://www.floridastateparks.org/WekiwaSprings/
距離は測っていないが、大学から30分あまりであったので、おそらく、30マイルくらい。先週、訪れたイートンビルよりも北部になる。
ここは、自然公園になっていて、カヌーやキャンプ、乗馬などが楽しめるところなのだが、その1つに、Springという名前どおり、泉がある。この泉はフロリダの数少ない河川の一つ、Wekiwa川の源流。すなわち、ここから川が始まる。
湧き出てくる水の量はとても多く、川の始まりだというのに、すでに、それなりの川幅があるところに、まずは、驚かされる。
そして、もっと面白いのは、ここで「泳げる」のである。それこそ、泉そのもので。
これが2つ目の初体験。
これは、日本では、まず体験できないと思う。例えてみれば、忍野八海や柿田川で泳げるようなものだからだ。
泉から湧き出た水で満たされた川は、河川プールになっている。淡水にも関わらず水の透明度は高く、川底ははっきりと見える。なかなかに面白い体験である。
もう20年ほど前になるが、マレーシアのランカウェイ島に行ったとき、周辺の小島を巡るクルーズをしたことがある。その際、島の中の湖で泳いだ事があるが、そのときの体験を思い出した。
ただ、水温はかなり低め。今日は晴れていたために、水からあがれば、すぐに体は温まるものの、その温度差が体力を奪うところもある。一応川であるので、流れに逆らって泳ぐのは結構大変だし、淡水であるために、浮力が小さいため、思った以上に疲労した。
3時間ほど、滞在し、宿舎に戻る。
夕方になって、買い物に出かける。フェスティバルベイでぶらぶらしていると、大雨が降って来た。天気予報が夕方になってあたったということか。小雨になるのをまって、車に戻り、酒屋に向かう。
すると、いくつかの場所で、道路が冠水状態。動けなくなっている車も数台。今まで、雨上がりが一般道をあまり走った事がなかったために、こうした冠水状態をみたのは初めて。(これが3つ目の初体験)
オーランドは、基本的にフラットな地形であるため、雨が降っても、雨水は流れていくのではなく、そのまま、地面に自然浸透するしかない。ただ、それだけでは厳しい部分もあるため、道路脇などには、雨が降ると一時的に川というか池になるようにくぼみが作ってあり、道路上の雨水は、そうしたとことに流れていくようになっている。
ただ、もともとフラットな地形であるために、傾斜が少し狂ってしまうと、うまく排水できないようだ。
冠水エリアをかわしながら、酒屋に向かう。が、大学から酒屋に向かう道、2本ともが冠水。大きく遠回りすれば行けなくはないが、さすがに、それだけの気力は出せず、酒屋に行くのは断念した。
といった感じの土曜日でした。