今日は、日曜日。
オーランドの日本人会主催の日本「秋」祭りがあるとのことで、行ってみました。
オーランドでは、あまり、日本人を見ることはありませんが、そこそこの人数が居ることは、日本食レストランなどで解っていました。
また、原さんの娘さんは、日本語補習校に通っているという話も聞いていたり、ここ数日、日系の旅行会社の方などと会う機会も多かったので、結構「日本人」を意識する機会は多かったのですが、今回のように日本人会の活動に触れるのは初めて。
住人としての日本人のコミュニティに触れるというのは、少々、不思議な感じがします。
祭り自体は、そうですね。いわゆるタレントさんこそ来ませんが、地方都市で開催される市民祭りに近い感覚です。
屋台が並び食べ物や、遊びが提供され、ステージでは和太鼓や舞踊、沖縄三線などが催される。
違うところと言えば、屋台がキャンプ用のタープであること。客層が日本人だけではなく、現地のアメリカ人(中国人などもみかけました)など、国際的であることなどでしょうか。
また、旅行会社が多く出展しているところも、特徴的ですね。
でも、これは、別に旅行会社が自身のビジネスを考えてというよりは、当地において、日系の資本による事業者が、レストランや旅行会社系に偏在しているという事情もあるのでしょう。もちろん、日本人は、それこそ大学で働いている人も居るし、ホテルなどで働いている人も居ます。ただ、それは「働いている」ということであり、事業所という単位になると、限定されてしまいますので。
変わったところでは、日本のアニメのコスプレをした来訪者が目に付いたことです。女性が多かったですが、ナルトの格好をした男の子も居ました。コスプレは、少々、「微妙」な感じもしましたが、まぁ、2次元を3次元にもってくるとこんなものかもしれません。
その他、日本人に限らず着物、浴衣姿の来訪者も少なくなく、それぞれの「和」の意識が垣間見えて面白かったです。
でも。やっぱり、着物などは、和の空間でこそ映えるものですね。
正直なところ、洗練もされていませんし、何かのメッセージ性があるイベントでもありませんが、日頃、米国社会の中で、それぞれが日々を送っている日本人コミュニティの意識高揚、連帯感といったものを感じさせるには良い機会なのではないでしょうか。
来訪者が、みな、ニコニコとしていたのが、印象的でした。