Discussion of Destination Branding.

「消費は時代遅れ」という物語を、楽しく消費している私たち

以下は、私が事務局となっている「観光地マーケティング研究会」に投稿した記事です。
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今朝、以下の記事を見ました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100122/212369/?P=1
この記事では「物語」として表現していますが、私の整理だと「ゲシュタルト」な魅力となるのかなと思いながら読んでいました。
http://www.resort-jp.com/ppBlog17/?UID=1250725681
http://www.resort-jp.com/ppBlog17/?UID=1250812235
http://www.resort-jp.com/ppBlog17/?UID=1254010899
ゲシュタルトというのは、ドイツ語で、全体性を持ったまとまりのある構造が意味を持ち、要素に分解されると意味を喪失してしまうようなものを指す概念です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%88%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6
前掲のコラムの最後に、
ユニクロと、ユニクロライクは違います。
ニトリと、ニトリライクも違います。
という記述がありますが、一部を模倣(それも通常は劣化コピー)した、「ライク」なものでは、ゲシュタルトな魅力をつくることは出来ない。と読み替えても良いのでは無いかと。
つまりは、例えば「価格」だけを注目しても意味は無いと言うことです。全体として、どういう「物語」になっているのか、私の言葉では、「相乗効果」が生み出されているのかが重要なのだと思います。
では、ゲシュタルトな魅力はどのようにすれば作れるのか。
これは、今後の研究テーマの一つだと思っているのですが、「顧客にどんな価値を提供するのか」という思いの明確さと、そのために各種の要素を「組み合わせて相乗効果を創出する」発想が、重要な要素なのではないかと感じています。

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