Discussion of Destination Branding.

オーランド Comfort Inn Lake Buena Vista (コンフォートイン レイク・ブエナ・ビスタ)

Quality Inn Plazaの後に、2泊したのは、Comfort Inn Lake Buena Vistaである。
http://www.comfortinn.com/hotel-lake_buena_vista-florida-FL445?promo=gglocal
このComfort Innは、Quality Inn同様のチョイスホテルグループであり、日本でも近年、展開されている。クラス的には、Quality Innの方が、ビジネス系にも対応したものとなっているが、オーランドにおいては、基本的には、ほぼ同様の仕様と考えて良い。
すなわち、昨日の投稿で記したバリュークラスとしての構造は、追加的な設備である電子レンジや冷蔵庫などを含め、ほぼ同じである。
http://www.resort-jp.com/ppBlog17/?UID=1274046258
それどころか、ベッドも、家具などの調度品も同じ。これは、オーナーが、同じローゼン氏であるためだ。細かい点では、バス・洗面あたりの作りが若干、異なるが、まぁ、ほとんど解らない程度の違いでしかない。
両ホテルの最大の違いは、立地である。
Quality Innは、非ディズニーのリゾート系中心部であるインターナショナル・ドライブに位置するが、このComfort Innは、ディズニーの敷地に隣接しているのである。ディズニーの敷地に入るだけなら、車で5分あれば十分という近さにある。
もっとも、この5分は、「敷地に入るだけ」であって、最深部のマジックキングダムまでなら、私がレンタカーで走っても20分程度は必要となる。シャトルバスの場合は、さらにかかると思って良いだろう。それだけWDWの敷地はでかいということで、ディスニーへのアクセスを考えれば、Quality Innのように、敷地に隣接したホテルの優位性は高い。
利便性だけを考えれば、ディズニー直営ホテルのように、敷地内のホテルの方が便利である。しかしながら、そうした利便性の違いは、価格の違いとなって現れる。
Quality Innの場合、Wi-Fiや冷蔵庫などを含んで、1室、6,000円程度あれば宿泊できるが、ディズニー直営ホテルでの同クラス(オールスター、ポップセンチュリー)は、倍程度の価格となる。極端な話、グループで旅行した場合、1人で1部屋をとっても、総額ではディズニー直営ホテルと変わらない。
さらに、Quality Innの場合、少々、距離はあるものの、徒歩圏に簡単なスーパーや土産品店、ファーストフード、簡単なレストランなどが立地していて、飲料や食品などを安価に調達できるのに対し、ディズニー直営ホテルの場合は、例え、それが同じ「ミネラル・ウォーター」であっても相対的に高価となる。詳細に調べたわけではないが、飲料などは3倍くらいの価格差がある。ディズニーに対する利便性が増大する一方で、費用負担も増大するわけだ。この辺をどう考えるかは、オーランドへの来訪目的や懐具合、滞在日数などにもよって変わってくるだろう。
もちろん、ディズニー直営ホテルに滞在した方が、密度の高い高揚感のあるディズニー体験となることは間違いない。
しかしながら、一方で、ディズニーのチケットは、3日券、4日券あたりを境に、1日あたりの料金が大幅に下がっていく価格設定になっている。例えば、2010年5月現在、7日券は$219(1日あたり$31)なのに対し、4日券は$164(1日あたり$41)、3日券は$134(1日あたり$45)となり、1日券だと$71と非常に割高である。仮に、同予算で、ディズニー直営ホテルに4日間滞在するのと、非直営ホテルにて滞在費を減らし、その代わり5日間、6日間滞在するのでは、一概にどちらがよいとは言い難い。4つのテーマパークを夜のショーも含めてしっかりと見て回るには、5日間、6日間程度は必要だからだ。
また、滞在日数を増やす場合には、費用面だけでなく、敷地外のホテルの方が都合が良いこともある。例えば、オーランドには、複数のアウトレットモールやショッピングモールが立地しているが、それらは当然ながらディズニーの敷地外にある。Comfort Innからは、最も近いアウトレットモールまでは、車で10分から15分。タクシーを使っても、さほど金額はかからないだろう。同様に、シーワールドやユニバーサルスタジオなどへも相対的に近い。ディズニーを主体にしつつ、その他のアクティビティも楽しみたい場合には、むしろ、非直営ホテルの方が、好適だと言えるだろう。
一方、難点は、3つほど。
1つは、インターステート4号、通称、I4という高速道路沿いに立地しているため、ホテルの緑地帯の向こう側を時速100km超の車両がガンガン通っていること。緩衝帯となる緑地を挟んでいるとはいえ、このインパクトは小さくない。ただ、米国的といえば米国的であるため、人によっては、面白いかも知れない。なお、室内は、それなりに防音されているため、音は、夜中であってもさほど気にはならない。
もう1つは、Quality Inn Plazaほどには、周囲に商業施設が立地していないということだ。前述したように、一応、徒歩圏に飲食、物販施設は立地しているものの、それなりに距離がある。夜になると、結構、暗くなるため、夜間に徒歩で出歩くのは避けるべきである。もっとも、サマータイムの影響で、春から秋にかけては夜8時過ぎくらいまで明るいのがオーランドである。そのため、夜10時、11時に出歩くのでなかれば、影響は無いとも言える。ちなみに、ホテルのプールは夜10時まで利用可能だ。
3点目は、居室が廊下と窓一枚など、Quality Inn Plazaの投稿で記したのと同様の「バリュークラスホテルとしても問題」である。これは、ディズニー直営ホテルでも同様であるため、避けるには、予算をあげるしかない。

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