米国出張、2日目。
いつも通り、時差ぼけ解消が出来ず、細切れ睡眠。かつ、早起き。
学会は昼過ぎからなので、プロヴィデンス周辺を車で巡ってみることにする。
まずは、海を目指して、車を走らせる。
プロヴィデンスは、古い建物が随所に残り、オーランドのセレブレーションを彷彿とさせるような町並みデザインも散見される。
しかしながら、「荒れている」エリアと「綺麗なエリア」が、モザイクのように絡み合っており、ある意味、とてもアメリカ的。
古い町のインナーシティー問題に加え、人種的な問題もあるのかなと思う。というのも、エリアによって、住んでいる人達の肌の色が異なり、それが、概ね、まちなみの整然さと連動しているからだ。
既視感があるなぁと思ったら、タンパもこんな感じだった。オーランドも、場所によってはそう。
プロヴィデンスの場合、中心部は、かなり整備をかけ、人も集まり、綺麗な感じになっているが、その神通力も限定的だということだろう。
日本の中心市街地問題とは異なる課題を感じた。
そんな中、海沿いに「へー」と思うような住宅を発見。けっして、豪華でも大規模でもないが、素敵な感じ。海岸沿いの住宅は、フロリダで大量に見てきたが、戸建ては基本的に「金持ち向け」という雰囲気が漂っていた。が、この住宅は、なんというか「品がよいなぁ」という感じ。
その後、米国に来たらウォルマート。ということで、行ってみました。
が、これもオーランドとは大違い。ちょっと、がっかり。
オーランドのウォルマートは、米国研修中、日常使いしていたのですが、圧倒的な品揃えと、明るさがあった。
が、こちらのウォルマートは、全体として商品数が少なく、特に、食品系はほとんど無いに等しい。しかも、全体として殺伐とした感じになっていて、買い物を楽しむという感じではなかった。
客層も、うーん。という感じ。私は、学会用にジャケットにネクタイだったのだが、あまりに浮くので、ネクタイは早々に外しました。
もともと、ウォルマートは、中流以下の人達が主対象ではあったのだが、オーランドは、その層でも他地域に比べるとアッパーなのかもしれないなぁと感じた。
さて、午後から学会。
この頃から、時差ぼけがおそってくるが、眠さに耐えて、いくつかのセッションに参加。
夕方は、U.S.Travel Associationの人によるキーノート。米国でのインバウンド振興の話は、なかなか面白かった。
その後は、懇親会。だが、この頃には時差ぼけと、昨晩からこじらせつつある風邪症状が悪化し、ちょっと辛くなったので、早々に、自室に戻り休息。
その後、夕方から突然繋がらなくなったWiFiルーターの復旧を試みるも失敗。サポートセンターとやり取りしたが、どうも、機体故障らしい。
代替機を送ってくれるとの事だが、届くのは金曜日以降。困った物だ。
だが、サポートセンターの担当者は、一生懸命。細かく対応していた。これは、高評価。いわゆる、サービス・フェイラー時の対応としては、文句ないだろう。が、逆に言えば、事前準備を十分しなければならないほど、実は、トラブルが多いサービスなのかもしれない。
さて、明日、発表です。
風邪症状は、むしろ悪化傾向にあり、喉に来ているので、かなり心配ですが。