http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4674&media_id=4
某S省からの委託で,現在,「都市と田舎を両立した暮らし方=交流居住」の調査を行っている。我々の調査は,4年くらいの蓄積があるが,そこでも意向自体は,こんなものだ。(数値の違いはあるが,一定のボリューム感があることは違いない)
ただ,例えば,「旅行に行きたいか」と聞けば,もっと大きな数値になろう。で,実際の旅行需要が伸びているかというと,むしろ,減少しているのが現実である。
つまり,「意向」を潜在的需要とすれば,これと顕在化需要との間には,非常に大きな溝がある。ということ。
ものを売りつけるなら,一時的な「もりあがり」を期待しても良いが,旅行やリゾートライフなどは,日々のライススタイルに大きな依存をしたものであり,持続させていくことが出来ることが重要となる。
潜在的であるにしても,「需要がある」ことは好条件であることには違いない。ただ,それだけで楽観してしまうと,大山鳴動して鼠一匹ということにもなりかねない。

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