プロヴィデンス滞在も3日目。
今日は、朝一で、第2回目の全体セッション。
当初、UNWTOの人が講演予定だったが、事情はわからない(聞き取れなかった)が、大手経営コンサルの人に変更。
これはこれで面白かったが、どうせなら、UNWTOの話が聞きたかったところ。
ところで、このコンサルタントの人もそうだが、こちらに来て、頻出するワードとして「リバレッジ」と「エンゲージ」がある。
リバレッジは、テコの意で、いわば、一石二鳥を狙いましょうということなのだが、それが出てくるロジックとして「目標は多く設定するほど、全滅する可能性が高くなる」という事がある。
すなわち、課題は沢山有り、いろいろな目標を設定したくなるが、そうすれば、何も得ることが出来なくなる。
かといって、目標を限定すれば、対応できない部分も出てくる。
そのため、目標設定時に、テコが効くような目標を意識しましょうということ。
当たり前の事ではあるが、新鮮。
もう一つのエンゲージは、目標達成に向けての体制の話。ちゃんと、目標を共有し、共同して実施していく繋がりを造りましょうと言う事。
これも当たり前の事ではあるが、全体をセットにして、ロジカルに話されると「勝てないなぁ」と思う。
その後、ポスターセッション。
日本人は私だけ。知人はUCF時代に知己を得たファカルティ数名のみ。と言う中での45分は大変でした。
しかも、他のプレゼンターは、凝ったポスターを持ち込んでいるのに、当方は、A4スライドの掲示。
中身はともかく、もう少しビジュアルに気を配るべきだったかなぁと思う中でスタート。
45分間、一杯一杯の状態だったので、写真はありません。
ポスターを無事終了し、室外に出ると、ふと求人広告が目にとまる。ざっと見ていると、なんか違和感が。
なんと、モスクワの大学から求人が出ていました。
日本人は私だけですが、韓国、中国、フィリピンなどアジア圏からは多数参加。が、日本の存在感は皆無。
TTRA同様に、I-CHRIEも来年度は、アジア(マカオ)でも開催予定。
いやまぁ、困った物ですねぇ。
その後のセッションも、なかなか、面白かったです。
こういう会議、日本でもやりたいですねぇ。