やっとうち上がりました。スペースシャトル。
今日は、3度目のチャレンジ。オーランドから片道50マイル強のタイタスビルも通い慣れ?。(でも、往復100マイルという事は約160kmもあるのですけどね)
二度ある事は三度ある。になるか、三度目の正直になるか。夕方、東に向けてひた走るなかで、前方には雲が…。嫌な予感がよぎるが、東に進むにつれ雲が切れてくる。
現地は、月曜日よりも少し混んでいる感じ。月曜日に停めたところは閉鎖されていたために、今日は、路肩に駐車。車中でラップトップを広げ、日本から頼まれていた企画メモをつくりながら、発車時間を待つ。天気は安定しており、今日は、発射されそうだ。
10分ほど前になり、カメラを片手に車をおり、発射台を展望できる場所へ向かう。周りが家族連れが多く、皆、思い思いに発車の時間を待つ。
皆、時計をちらちらと見ながら。突然だった。私の想像よりはかなり左にオレンジの光が光る。シャトルはオレンジの炎を出しながら、するするとあがっていく。でも、音は聞こえない。ここから発射台までは、20km近くある。その距離が、光と音の時間差を作っていたのだ。シャトルがかなり上昇してから、音がやってくる。シャトルは直上ではなく、私から見て左側に傾きながら上昇を続ける。そして、雲に入り消えていった。
先日、ケネディスペースセンターで、シャトルの発射シミュレーションを体験したが、そのときの経験がよみがえる。(ただ、アトラクションとしては、EPCOTのマルスシミュレーションの方が面白い)
しかし、度重なる延期にも関わらず、集中力を切らさずに発射を成功させたNASAスタッフや、宇宙飛行士には感嘆する。特に過去二回は、発射の10分前、15分前の中止延期であったことを考えると、そのストレスはものすごいものがあったと推測できる。
すごいものだ。