今日は、午前中、一昨日、購入した書籍を読むなどして過ごし、3時頃から、もぞもぞと外出をしました。
行き先は、オーランド北部のイートンビルとウインターパーク。
イートンビルは、昨年、6月にオーランドに来たときに、原さんに連れて行ってもらったことがあるのですが、アメリカで、初めて黒人が自治権を持った地区です。実際には、同時期に、何カ所でそうした動きはあったそうですが、このイートンビルが、正式な文書でその権利が認められた初めての地区とのこと。その意味で、米国の黒人社会にとって、歴史上、伝説的な地区が、このイートンビルとなります。
このように書くと、それはそれは、すごい歴史がつまった町を想像しますが….いやぁ、モノの見事になにも無いところです。
(そういうわけでUCFが、このイートンビルの活性化を受託しており、その一環で、昨年度は、原さんと一緒に現地入りしました)
実は、この何もない。というのが、黒人社会の当時の真実をついている部分でもあります。つまり、何十年にもわたって残るような建物や町並みなど、無かったと言うことです。
しかも、非常に、興味深いのは、そのイートンビルに隣接して、「高級住宅地」があることです。それこそ、徒歩圏です。これはなぜか?わかりますか。
ヒントは、当時の黒人の人たちの職業にあります。理由は...考えてみてください。
そのイートンビルから、少し車を走らせると、さらに、高級な、オーランドでも一、二を争うエリア「ウインターパーク」があります。ここも昨年にも訪れていますが、いやぁ、凄いところですよ。ここは。テーマパークかと思うくらい。
イートンビルのような地区と、ウインターパークのような地区。こうした二面性がアメリカの歴史なのだと思います。
イートンビルは、大学から、25マイルくらいでしょうか。I4というハイウェイをたどって20〜30分程度の時間距離となります。
WDWからなら、プラス20分ですね。しかし、もし、地域系、都市計画系、観光系の方が来られることがありましたら、是非とも、訪れてほしいところです。
ちなみに、I4は、途中、「治安の悪い」と言われる地区を横切ります。ハイウェイなので、通過する限りにおいては、なにも、問題ないですけどね。
こうした「治安の悪い」という地区は、その他にも、モザイクのように存在します。
教えてもらうと解りますが、外から見ているだけでは、私には見分けはつきませんけどね。
この辺も、「アメリカ」ですねぇ。
では、また、明日。