Discussion of Destination Branding.

ハワイ15日目 〜携帯電話を考える〜

携帯電話を考える
今日で、2週目の講義が終了。
戦略の講義は当初、期待したのですが、実戦に入って、ちょっとがっかり。
内容が結構、アバウトなことなんですよね。それまでの戦略論の整理はどこに行ったの?という感じ。
もうちょっとつっこんだ議論がしたい。でも、それには英語力が必要。私の英語力では、この辺が適当なのか?。歯がゆい。
さて、今日の、IT講義。テーマはワイヤレスでした。
ANAやJALが、携帯電話だけで予約から搭乗までを可能としたシステムを提供している。といったことを事例に挙げて、今後、こういう動きが増大するだろう。と。
確かに、近年のワイヤレス通信の動きはめざましい。携帯電話が第三世代(いわゆる3G)に移行してきたこともそうだが、ワイヤレスLANも完全に普及し、一部の都市部や施設で利用できるようになっている。
「移動」が伴う旅行において、移動先で自由に情報にアクセスできる本技術は、非常に大きな可能性を持っていると言えよう。
海外旅行に行く日本人が感じることの一つとして、「日本の携帯は国内でしか使えない」ということである。これは常識でもあるが、世界的には非常識でもある。つまり、日本をのぞく国々は、ほぼ同じ規格の携帯電話を使っており、多くのケースで、そのまま使えるのである。携帯を日常的に持ち歩く習慣が付いてしまうと、携帯の無い生活は不安。ということでレンタル携帯などの手配をするというのは実は日本だけと言って良い。
それでも、日本人は、海外に行くときには携帯は使えない。と思っているから、大きな問題ではないかもしれない。
ただ、海外の人から見たらどうだろう。日本に行ったら、他の国では使えていた自分の携帯が使えなくなってしまった。Why???
うーむ。さすが島国。
だが、ここで視点を変えてみよう。
実は、携帯電話は日本がトップを独走状態にある。3G携帯がここまで普及している国は他にない。インフラが整備されたことで、前述のANA、JALのようなソフトウェア、アプリケーションも整備されるようになっている。
世界的な標準(GSM規格)は、2Gであり、基本的に3Gになれば日本と同様の規格となる。(正確には、日欧と米国では細かい部分が異なってくるようだが、方言があるようなもので、次世代、すなわち4Gでは統合される見込みである。)
すなわち、日本は、海外の携帯が使えない代わりに、世界で最先端のワイヤレス環境を体験できるところなのである。
この点から3つの点を指摘できる。
□ワイヤレスのショールームという魅力づくりが出来ること
日本の携帯電話の機能は最先端である。海外の携帯電話が使えないという欠点を逆手に取り、日本に来たら最先端の携帯電話をレンタルし、その先端性を感じるということを新たな魅力と出来るだろう。これは、技術先進国というイメージも高めることが出来る。
□情報提供をソフトウェアにて行えること
近年のVJCの取り組みにおいて課題となっているものの一つに、外客向けの情報提供、案内板整備などがある。
様々な国から来る人々に人が翻訳対応することは容易でないし、看板やパンフレットを整備するのも費用がかかる。
これに対し、携帯電話やワイヤレスLANなどと組み合わせた情報提供であれば、ソフトウェアの投資だけで広域で汎用的に利�用できる。これは大きなメリットであろう。`□世界に先駆けてアプリケーションの開発が出来ること`旅行関係の情報システムの基本機能は、どの国でも同様である。`すなわち、ここでシステムを開発し、汎用的(例えば、言語表示が簡単に切り替えられるとか)にしておけば、そのシステムは海外においても「売る」ことが出来る。これは、大きなアドバンテージである。`これらのメリットを享受するために必要な取り組みは以下の3つ。`□外客に対する携帯電話の提供`まずは、外客が日本に来たときに、気軽に携帯電話をレンタルできるようにすることが必要である。新しい情報機能というのは、「使ってみないとわからない」ので、3Gの付加機能をオンした価格設定ではなかなか普及しない。`プリペイド型のように、基本料金は無しが望ましい。`□汎用システム開発のための投資`携帯電話は、画面も小さく、操作性も高くない。特に、海外の人も使ってもらうことを考えれば、検討しなければならない部分は少なくない。更に、日本語でのデザインと、英語やハングル、中国ではデザインも異なってくる。これらを吸収できるような汎用システムの構築が求められる。`□システムの広域的な利用を促進するプロモーション`開発したシステムを、まずは、国内広域で利用してもらえるようにすることが重要である。そのためには、関係者の認知を高め、様々な機会で利用促進を促していくことが求められよう。`一方で、将来に備え、利用許諾、知的所有権についても注意を図ることが必要である。(これが強めすぎてしまうと、普及が難しい。バランスを取ることが需要)

Share